近頃ロフトや東急ハンズなどで文房具コーナーに万年筆がピックアップされたコーナーを見かけることがよくあり、デジタル化が進む世の中ではありますが文房具の人気を感じます。
私も万年筆ユーザーですが、最初の一本の購入は以下のようにとても迷った思い出があります。
「万年筆を使ってみたいけれど、最初はどれを買うべきなんだろう?」
「最初から高いものを買って失敗したくないのでリーズナブルなものを試したい」
「通販で手軽に購入したい」
この記事では、私が万年筆の最初の一本に選び、今も愛用している万年筆とインクをご紹介します。
おすすめの万年筆「OHTO(オート) 万年筆 セルサス」
私は「OHTO(オート) 万年筆 セルサス」をおすすめします。
色はワインを購入しました。
定価は2200円です。
メインの色合いであるワインレッドと、クリップ部分などのゴールドがお洒落です。
(※写真のペン先の黒い点はインクです。)
ペン先は金色です。
また、黒いグリップ部分は樹脂でできており、柔らかめで握りやすくなっています。
製品情報は以下の通りです。
【ペン先】
・スチール
・文字幅:F
(シュミット社のイリジウムペン先を使用)【サイズ/重さ】
https://www.pen-house.net/item/41789.html
・長さ:約142mm(収納時)/約164mm(筆記時)
・最大胴軸径:約13mmφ キャップ径:約13mmφ(クリップを除く)
・重さ:約22g
【材質】
・キャップ/軸:アルミニウム
・クリップ:SK材
・グリッパー:エラストマー
ペン軸は太めで、手帳に付いている一般的なペンホルダーに挿しておくには少し大きいかな?いう印象です。
ペン先は「中字に近い細字」です。
引っかかりが無く、滑らかな書き味です。
書いたときに「シュッ」と音がするのがとても気持ちいいです!
OHTO(オート) 万年筆 セルサスで使えるインクは?
OHTO(オート) 万年筆 セルサスは基本的にカートリッジ式のインクが使用でき、欧州規格のものを使うことができます。
私はペリカンのインクを使用しています。
また、コンバーターを使用することもできるという情報をネット上で発見したため、Amazonのレビュー等を参考にしつつこちらのコンバータを使用してみたところ、使用することができました。
今の所インク漏れなどは発生せず、問題なく使用できています。
コンバーターはシュナイダー コンバーター BS166106を使用しています。
純正のコンバーターはなく、セルサスは本来カートリッジタイプの万年筆のため、ご使用の際は自己責任となりますのでご注意ください。
こちらのコンバーターへ充填するインクはファーバーカステルのデザイン万年筆用 ボトルインクを使用しています。
こちらのインクを選んだ理由としては、
・信頼できるブランドであること
・価格やインクの量がちょうどいいこと
・なんといっても絵本や漫画に登場していそうな「ザ・インク!」という感じの見た目であること!
です。
コンバーターを使用する際は、ティッシュなどのインク汚れを拭き取れるものを用意して焦らずゆっくり行ってください。
OHTO 万年筆 セルサスはコスパが良く、初心者におすすめの万年筆だった
以下、セルサスについて纏めました。
セルサスの長所
万年筆の中では価格が安めでコスパが良い
基本的にカートリッジが使用できるが、合うコンバーターもあり、両方使用することができる
書いたときの引っかかりがなく、滑らかな書き心地
セルサスの短所
とにかく細い字を書きたい!という方向けではない
ペン軸が太いため、手帳のペンホルダーに入らない可能性がある
セルサスはデザインをとても気に入って買った万年筆ですが、使用して2年以上経過しても変わらずお気に入りの万年筆です。
日記を書く時など、心を落ち着けて書く作業を楽しむ時間の大切なお供です。
万年筆に興味のある方も、既に万年筆ユーザーである方にもおすすめの万年筆です。
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